よくある話…だったのか。
最近知り合った保護者の方。
話してみると僕と同じような悩み…というか不満を持っていた。
ミニバスの指導方法。
それは練習の内容、試合の中での指示、思い描くバスケット像に至るまで、
とてもよく似ていた。
違う点があるとすれば、
その方たちは移籍、
もしくはライセンスを取ったので(ライセンスを持っているところまでは僕も一緒ですが)、
自らチームを立ち上げようかを悩んでいた。
僕は自身の経験から、
新チームの立ち上げは素晴らしいと思います。
でも移籍に関してはお勧めしません。と伝えた。
移籍した先が必ずそれまでの不満を払拭できる「いいチーム」である保証は、ない。
よしんば「いいチーム」であったとして、
それでも、胸の何処か奥底に、澱のような「どす黒い感情」が残ってしまう。
僕は未だそれに苦しんでいます。と。
退団は本当に最後の最後、の手段です。と。
退団自体をお勧めしない、というのが本音ではあるが、
自分の理想をすべて詰め込んだその「居場所」なら、
どす黒い感情を払拭、は出来なくとも、覆い隠して余りある「やりがい」が生まれるのではないか…。
「新チーム」という言葉は、そんな魔法の呪文のように思えた。
僕自身のこの「澱」は、いつかなくなる日がくるのだろうか。
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